直径約10cmのシャーレに円周に沿って2つのアルミの電極を設け、シャーレの下に直径約8cmのドーナッツ型フェライト磁石を置き、電極間に水道水を満たして、9Vの乾電池(006P)をつなぐと電磁力でアルミホイルで作ったミニヨットが動くというものです。
電磁推進船と原理は同じで、磁界の間に電流を流すと、フレミングの左手の法則の電磁力が発生するわけですね。
やってみました。
シャーレはないので、カップ麺の容器にアルミホイルを巻きつけました。中の電極はアルミテープです。
直径8cm程度の丸いフェライト磁石はスピーカ用なのですかね。なかなか見つけられなかったのですが、秋葉原の万世橋の近くにあるジャンク屋で見つけました。800円でした。
最初に実験電源で6Vをかけてみました。電流は20mA程度流れます。水の流れは見えません。書いてあるような9Vの006Pの電池に変えてみます。電流は25mA程度に増えました。が水の流れはみえません。

左は磁石とカップ麺の水槽、右は006Pの電池の場合。電池がカップ麺の水槽の下にある磁石にくっついている。
この条件ではちょっと無理なようです。
「水道水の代わりに、食塩などを水に溶かして水溶液にしてもよいでしょう。その方が、電流が大きくなりますから、動きは速くなります」との記述があります。
3%の食塩水でやってみました。
実験電源 2Vで 0.8A、2.6Vで1.2A流れました。1.2Aではかなりの流速が確認できます。
この実験電源、仕様が1.1Aまでなので、これ以上は確認できません。でも1A程度流せば流れが確認できることがわかりました。
成程。。。では本にあるように乾電池では。。。9Vの乾電池では流れる電流は 0.18Aで、動くことは確認できません。
006Pの乾電池新品ではないからなぁ。。。
でも、006Pで1A程度も流せるのかなぁ????

左は実験電源で1.2Aを流したとき、右は006Pのとき。
この本の内容は簡単には再現がむつかしいですね。