「ダーウィンが来た!」というテレビ番組で「17年セミ」というシカゴで発生する蝉の話をしていました。
17年間幼虫で土の中にいて、17年目に地上に出て成虫になり、1週間で卵を産んで死んで行く蝉の話ですが、17年目毎にしか発生しないということのようです。「ヒゲじい」のように「どうして発生する年以外の16年間は発生しないの?」とつっこみたくなります。
日本の油蝉なども7年間幼虫で7年目に成虫になるのですが、7年毎に大発生するわけではなく、毎年出てきますよねぇ。。。。
どうもまとまって出てきた方が、交尾の機会が多いのではないかという話があるようです。
また、13年セミという13年周期のセミもいて、17年と13年が生き残ったのは、13と17という素数の最小公倍数が221と大きいので同時発生の機会が少ないためとのようですね。
同時発生すると異種との交尾のため、種が絶えてしまい、上記17年、13年が残ったということのようです。
なかなか興味深い現象です。では19年はどうなの?23年はどうなの?と思ってしまいます。
大きい数のほうが最少公倍数も大きくなります。公開鍵暗号方式のためのキーも大きな素数をつかっていますね。
静岡大学の吉村先生の「素数ゼミの謎」を読む必要がありますね。
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