また、かぐやのプレスリリースです。今度は地形カメラおよびマルチバンドイメージャの性能確認のようです。
地形カメラは、月の裏側や極域での地形カメラによる10mの空間分解能での月の立体視観測ができるもので、立体カメラは中国の「嫦娥(じょうが)1号」にも載せられているようですね。
マルチバンドイメージャ(MI)は、可視から近赤外波長域の9つの観測バンド(415~1550nm)で反射光を分析して鉱物分布を計測する観測機器のようで、やっぱり鉱物探査ですかね。こちらは20mの空間分解能だそうです。
複数の波長バンドの観測画像を画像処理することによって、クレータ形成の際の衝突の規模や方向などを知るために必要な月の内部から表面に掘り起こされた物質の量や飛散方向、及びクレータの地下に存在する鉱物の化学組成について知ることができます。本画像は強度の較正前のものですが、単バンド画像と比べ、比演算を実施することによりクレータ周辺に飛散した物質の分布の不均一性がより鮮明にわかります。高地斜長岩表土(濃い青)の上にクレータ生成により掘り起こされた物質(強度比が大きい)が多い領域が赤~黄色~黄緑に見えているものと考えられます。
とのことですが、情報からなにをよみとることができるのかが技術の本質のようです。
うーん。面白そうですね。。。。。
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