DCモーターのコントロール基板に東芝のTA-7291Pをつかいました。
安価で、簡単に使えるし便利なICなのですが、ちょっと大きいのですね。また自分では確認していませんが、PWM制御ができないのだそうです。PWM制御はモータにかける電圧をパルスにして、パルス幅を変えることにより、回転数を変える制御です。このパルスの周期をあまり早くはできないそうなのです。
小型で、かつPWM制御をするためには、自分で作るしかないようです。
DCモータの駆動には、通常は下の図のようなHブリッジ回路を組みます。Q1、Q2のPチャンネルFETとQ3,Q4のNチャンネルFETを各2つでH形のブリッジ回路とします。Q1とQ3、Q2とQ4のドレイン同士を接続して、その間にモーターを接続します。Q1,Q4を同時にON、他をOFFとすると、Q1,モータ、Q4で電流が流れモータは回転します。Q2,Q3を同時にON、他をOFFとすると、Q2,モータ、Q3と電流が流れ、モータは逆回転するというわけです。
前にコマの回転を見るために作ったモータのコントローラ(このころとは文体が違っているなぁ)はPWM制御をマイコンでやっています。が正逆転はスイッチで手動できりかえHブリッジは使いませんでした。
上の写真は試作した基板です。上から4つのゲートをコントロールするマイコン(PIC 12F629)、PチャンネルFET(FDS4935),NチャンネルFET(μPA2753GR)です。いずれも秋月電子で購入しました。FETはパッケージに2つ入っていて、ドレインーソース間にプロテクションダイオードも内蔵されていて便利です。
パッケージがSOPなのでユニバーサル基板への変換基板に乗せています。本番は基板を起こす必要がありますね。
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