久しぶりにプリント基板を作ることにしました。
基板はサンハヤトの感光基板です。多量に作る人にはコスト高ですが年に150×100mmの基板一枚程度の俺にはこれでも十分です。
通常は1mm厚みのガラスコンポジットにしています。カッターで切りやすいからです。
今回の基板は30×13mmのものを12枚つくります。余るのでもったいないのですが75×100mmの基板を使います。
感光の為の版をつくります。PCB用のCADソフトでパターンを書きます。プリンターでOHPシートにプリントします。レーザープリンターよりもインクジェットプリンターのほうがより黒いのでしょうか?パターンがくっきりでるような気がします。
印刷面と基板を密着させて(このため印刷は左右を逆にしておく必要があります。ときたまうっかり間違えます)太陽光で露光させます。(2分程度)
現像剤はサンハヤトで200cc用が120円です。材料はケイ酸ナトリウムのようです。
露光させた基板を現像剤に入れると数分で光の当たったところは銅がむき出しになります。
エッチング液(塩化第二鉄)は100cc単位で使っています。サンハヤトの製品は200cc単位なので半分づつ使っているわけです。処理剤は200ccに対しての分があるので、200cc全部使ってから処理をしています。
前に使ったエッチング液はまだ使えるはずなので、取り出して基板を入れてみます。
どろりとして、基板をみることができません。
エッチングの進行は基板上の銅箔の有無を見て決めているので、ある程度澄んだエッチング液でないと使えないのです。
ちょっともったいないのですが、この分はあきらめて、残りの100ccをつかうことにしました。
実はこのサンハヤトのエッチング液は200ccで処理剤がついて720円なのです。前はもっと安かったと思ったのですが、「澄んでいる状態で使う」となるともう少し安くなって欲しいものです。
塩化第二鉄を試薬で買って溶かしてもいいのですが、それほど沢山つかうわけでもありません。
銅版画でつかうエッチング液も同じ塩化第二鉄なのです。こちらは画材屋で500ccで350円程度でずっと安価です。ただし、処理剤がありません。
つづく
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