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科学好き者の日々::グラフィックイコライザーもどき

グラフィックイコライザーもどき

グラフィックイコライザー.jpg

グラフィックイコライザーもどきを作ってみました。

グラフィックイコライザーは帯域を分割して、各帯域ごとにゲインを変えることのできるアンプですね。通常はゲインの調整に直線ボリュームを使っているので、その位置でどういう特性になるのかが分かるので「グラフィック」といっているのでしょうか?

グラフィックイコライザーは、むしろ音質が劣化してしまうので、オーディオマニアは使わないようです。
今回の目的は周囲雑音が入っている音声を聞きやすくしたいというので、まあ音質の劣化はそれほど問題にはなりません。というかもともとの音声がそれほどいい音ではないのです。

オペアンプで中心周波数の異なるバンドパスフィルターを作って、各出力をボリュームで可変にしておいて、加算します。

オペアンプはLM833を使いました。オーディオアンプは定番のLM386です。
帯域は5チャンネルに分割します。最も簡単な入力に微分回路、帰還部に積分回路としたバンドパスフィルターです。

直線ボリュームは穴加工が面倒なので、通常のボリュームにしました。(それでグラフィックイコライザーもどき)
ケースは100円ショップの食品用プラスチックケースです。やはり見栄えはよくないですねぇ。
電源はUSB端子から5Vをもらうことにして、USBのAコネクタをつけています。電流は20mA程度です。

特性を以下のグラフに示します。

特性グラフ.jpg

だんだん高域が落ちてくるのはコンデンサーの容量が小さくなるからですね。実用的には問題なさそうなので、補正はしませんでした。
中心4kをもう少し低域側に寄せたいのですが、適当なコンデンサが手持ちにありませんでした。

まあ、使ってみると雑音の中の音声が少し聞きやすくはなるかな?位です。
気休め程度ですが、長く聞いていても疲れないような気がします。





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