ガイガーカウンターを作って、半減期を測る講座に参加しました。
紙筒の真ん中に撚り線の一本を折り返した電極をつくり、電極と紙筒に5000Vの電圧をかけます。
紙筒の前側はポリエチレンで蓋をします。紙筒にブタンガス(使い捨てライターのガス)を封入しておきます。
これがガイガー菅です。
近くに中波ラジオを置くと、時々「ガリ」という音がします。ガイガー菅の中で自然放射線により放電したのを感知した音です。
とまあ簡単そうなのですが、折り返す電極の先端の曲率や電極の汚れなどにより偽の放電が起きたり、感度が鈍かったりでノウハウが多くありそうです。
カリ肥料やランタンのマントル(芯)を近づけると「ガリ」音が沢山聞かれます。
この数をカウントするためにラジオのスピーカーからの信号を歩数計につないでカウントしていました。
「成る程ねぇ」歩数計は安価ですものね。
注射器のなかにマントルをおいて、注射器の中の空気をガイガー菅の中に入れるとすごい数のカウントをします。しかししばらくすると段々とカウント量が減ってきます。
これは注射器のなかのガスにトロン(ラドン220)があって、トロンはアルファ崩壊をし、その半減期が56秒なのだそうです。
10秒おきに歩数計のカウンターの値を読んで片対数のグラフ用紙にプロットしていきます。5分程度で半減期を測定できました。
ただ、カウンターと10秒おきのストップウォッチを両方見るわけにはいかず、2人で行う必要がありますね。ひとりは10秒を数えもう1人がカウンター値を読んで書取るという実験です。
マイコンを使ってカウントして10秒ごとにUSBでパソコンにデータを送るというカウンターを作ればいいのですが。。。。。
こちらに詳細な内容が載っています。
http://www.toray.co.jp/tsf/rika/pdf/rik_037.pdf
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