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科学好き者の日々::ブレッドボードによる電子ホタル

ブレッドボードによる電子ホタル

電子ホタル.jpg

近くの小学校の課外授業で電子ホタルを作りました。参加者が43名いました。電子工作は人気があるようです。
当初は通常どおり基板を作って、半田付けで作るつもりでしたが、なるべく危険がないということで、半田付けなしでできるブレッドボードでやることになりました。ブレッドボードのジャンパー線はすずめっき線を切ってUの字に曲げて差し込むことにしました。

無安定マルチバイブレータで発振させ、その出力を積分回路を通して、トランジスタを駆動するというものです。駆動されるトランジスタのコレクタに緑のLEDがつないで有ります。

一度につくるのは大変なので
1.概要の説明のあと、LEDだけ光らせる。LED.トランジスタ、抵抗だけでまずLEDが光ることを確認します。ベースに入れている抵抗をVccにつなぐとLEDが光り、離すと消えることを確認し、ドランジスタの動作を知ってもらいます。
ここまでで、50分で休憩をとります。
2.マルチバイブレータ部分を作ります。ジャンパー線が11本いります。トランジスタ2本、抵抗5本、コンデンサー2本を付けます。電源を入れるとLEDが3秒周期で点滅することを確認します。
3,LED駆動トランジスタの入力に10μのコンデンサーを挿すと、点滅していたLEDがゆっくりと明るさを変えて光るようになります。電子ホタルの完成です。その後半田付けの練習をします。
という手順だったのですが、
点滅しないという参加者が1/3位いました。
原因を解明して、点滅するように修理が必要です。
部品の配置の間違いもあったのですが、殆どはジャンパー線の接触不良でした。引きぬいてみると、綺麗なUの字の形ではなく、非対称で片側が短く、接触しないことが分かりました。でもブレッドボードですので、そのままでは見えず、全部のジャンパー線を引き抜かないとわからないのです。
半田付けの練習をしている間に4人がかりで調べ、終了時間にやって間に合って、全員が完成した電子ホタルを持って帰れました。(やれやれ)

半田付けのほうが原因究明は楽だなぁと思ったことでした。

終了後のアンケートではほぼ全員が、工作は少し難しかったけれど、「楽しかった」「面白かった」「またやりたい」との感想でした。また、「またほかの電気工作をしてみたいです」や「なぜこの回路だとホタルのように点滅するのか知ってみたい」など次のステップにつながるような興味をもってもらえたようです。

お手伝い戴いた10名の方々、ありがとうございました。






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