フーコー振り子により、地上の人には振り子の振動面が動いているように見えるが、実際は振り子の振動面は変わらないので、逆に地球が自転しているということが分る。そうです。
振り子の振動面は北極、南極で一日に1回転、赤道では移動しない、ことになります。
どうして振り子の振動面は変わらないの?
「慣性の法則により」と説明されていることが多いのですが、
「運動量保存則により加速度がかからない限り運動の方向は変わらない。振り子にかかる加速度は地球による重力加速度だけなので、左右の方向には行かない。」との説明が俺には判りやすいと思いました。
フーコー振り子を作るには、長時間振動させるための動力と軸受けが難しいようです。
そこで簡易的に振動面が変わらないことの確認をしてみました。
回転円盤の上に写真用の三脚を乗せて、約1mの振り子を三脚中心を支点に振らせます。
円盤の上の白いペットボトルの蓋が観測者だと思ってください。
左が最初の位置です。振り子はペットボトルの蓋の上を通過するように振らせます。
手でゆっくりと回転円盤を回します。
振り子の振動面は変わらず、回転円盤が回るため、ペットボトルの蓋の位置からずれて振れるようになります。
この間30秒くらいですかね。他に動力を与えていないので、摩擦で振り子はすぐに止まってしまいます。
それでも振動面が変わらないことは分ります。シミュレーションって言い過ぎですかね?。。。。。。
ちなみに、この回転円盤は100円ショップにあるテレビなどを乗せる回転台で210円です。
フーコー振り子のシミュレータ?
2006-12-12 17:39:24 (17 years ago)
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