2種の違った金属を電解液に入れると電池になります。
科学館ボランティアのワークショップでも、別のグループが「果物電池」をやっていました。内部抵抗が大きかったり、分極が起きたりで、モータを回したり、電球をつけたりはなかなか難しいようです。
http://www.sumitomo-chem.co.jp/junior/01katei_sub/017battery.html
上のサイトに11円電池(電極に1円硬貨(アルミ)と10円硬貨(銅)を使う電池)も載っています。
貨幣損傷等取締法があるので、1円が溶けてしまうまではやってはいけないのでしょうが。。。。
ちなみに現行の貨幣の成分は
500円 銅70%、ニッケル10%、亜鉛20%
100円 銅75%、ニッケル25%
50円 銅75%、ニッケル25%
10円 銅95%、亜鉛3%、スズ2%
5円 銅60〜70%、亜鉛40〜30%
1円 アルミニウム100%
のようですね。
電池として発生する電圧から成分の違いが分るでしょうか?
やってみました。
各硬貨の組み合わせでの発生電圧(単位:ボルト)です。
電解液は飽和食塩水です。
電解液はキッチンペーパに浸します。(ティッシュペーパなどでは柔らかすぎて取り扱いが難しい)
左の列の硬貨をマイナス極として測っています。
11円電池も6円電池もあまり変わりません。0.55ボルトでるように上記サイトでは書かれています。表面が汚れているせいでしょうか?
1円以外は銅が主成分なので、違いが殆どないですね。
50円、100円のようにニッケルが入ると違いがでるようです。
残念ながら「硬貨の識別法」としては使えないようです。
2円電池〜200円電池(11円電池)
2007-01-05 19:49:58 (17 years ago)
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