若いころは18kHz程度は聞こえていたのに、最近は10kHz程度しか聞こえません。
耳の中の蝸牛中の有毛細胞という音を感知する器官が、加齢と共に次第に抜けていくために特に高音から聞こえにくくなるそうです。
視覚障害者用の「光センサー」は光の明るさに応じて「ぴっぴっぴっ」と音を鳴らすのですが、友人に動作説明をしていて、その友人は音が鳴っていることが判らず、「えっ、なんか鳴っているの?」とびっくりされたことがあります。通常の会話には全く問題がないので、高音の聴力が低下していることに気がつかなかったという訳です。
もっと聴力低下が進むとテレビやラジオの音が聞きづらくなり、必然的に音量を大きくすることになり、家族から「テレビの音が大きすぎる」とクレームがつくことになります。
このとき、低音をカットすると聞き易くなるのだそうです。
テレビのイヤホーン端子に接続して、低音をカットして?手元で聞くスピーカも製品化されているようです。聞いてみるとまあ音声は帯域が狭くなるが聞きやすい感じです。
この装置になるべく近い感じの音になるよう、入力のカップリングコンデンサーの値を調整したアンプを作ってみました。
カップリングコンデンサーをスイッチで切り替えることができるようにして、聞き比べながら値を選びます。
結局0.0033μFにしたのですが(入力抵抗は2.2kオーム)、すこし痩せ過ぎの音になってしまいました。
周波数特性をとってみると

のようになります。10μFが周波数特性が平らな値です。
低音カットというより高音強調のようにも思えますが。。。。
長く聞いていると疲れます。
もっと急峻にカットするフィルターにしなければいけないのかも知れません。