昨年の10月に小学6年生が特許を取得したとのニュースがありました。
ふーん、たいしたものですね。出願から登録まで結構時間がかかります。もっと小さいときに考案したことになります。
調べてみると、特許3862693号のようで、平成15年11月11日出願ですから、小学3年生のときの出願で3年で登録査定になっています。早いですね。
特許内容は
【特許請求の範囲】【請求項1】開閉可能な傘部(4)と、該傘部(4)を開閉する開閉手段と、該開閉手段を駆動させるセンサ部(1)と、を備え、前記開閉手段はモータ(3)と、該モータ(3)によって前記傘部(4)を開閉するクランク機構(8)と、から構成し、前記センサ部(1)によって人間の接近を感知することで、前記傘部(4)が開閉することを特徴とする忘れ物防止装置。
【請求項2】前記センサ部(1)において、一定時間後に前記傘部(4)の開閉動作を自動的に停止することを特徴とする請求項1記載の忘れ物防止装置。
うーん! どこに特許性(新規性、進歩性)があるのですかね。傘部が開閉する忘れ物防止装置ということですかね、残念ながら俺にはわかりません。
拒絶査定には一度もなっておらず、すんなりと登録になっています。先行技術がなく、拒絶理由がないということなのでしょうか。
この小学生はいままでもいろいろと考案をしているようです。これからもいい考案をしてもらいたいものです。
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