色センサーの憂鬱 その3
2006-09-23 16:48:05 (17 years ago)
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レファレンスを測って相対値を求めるには基準値をメモリーしておく必要がある。幸い覚えておく値は赤、緑、青、白(明るさ)の4つであるので、PIC内蔵のEEPROM 256byteで充分におつりがくる。100万回の寿命だが、一日100回使っても27年は大丈夫!
使うのはじめてだったが、PIC用のCのコンパイラーでは、簡単な記述で出来るようになっていた。(Cは楽でいいねぇ。もうアセンブラに戻れないよな。。。。)
スイッチを追加して押している時はキャリブレーションモード、放している時は測定モードとした。
さて、測ってみると、(上の図はハイパーターミナルの表示なのだが)
白いカラーチャートの上で測る。
白の校正赤052緑085青461明るさ024
の表示は校正中の意味で、各色の値の絶対値(周期の時間)である。青が長いのは絶対感度が低いのかなぁ。。。
次は同じ白の上で測る。
赤100緑095青097明るさ096は相対値(%表示)である。うん、同じものを測っているのだから本当は全部100とならねばならぬが、この程度の誤差はいいだろう。
次に赤の上で測る。
赤100緑039青096明るさ058である。ふーん。赤はいい、緑もいいか、青はどうしてこんなに明るいの?
連続して測っているので移動中の値も測られてしまう。
緑や青で100%を大きく超える値がある。外乱光によるものだと思われるが、そんなに反射光量は少ないのだろうか?
問題は青が正しく動作しているか?反射の光を正しくセンサーに導入できるか?で構造の問題かなぁ。こういうバラックで実験はできないのかなぁ。。。。
もうひとつはヒューマンインターフェースの問題で、「赤100緑039青096明るさ058」を音で聞いたとき、すぐに「赤だ!!」と認識できないよな。
こんなところで停滞しています。このセンサーの憂鬱 早く解決編が書ければいいのだが。。。。。
日本語はShift-JISでPICからのデータにつけておくっています。「白の校正」は(0x94、0x92、0x82、0xCC、0x8D、0x5A、0x90、0xB3)になります。
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