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科学好き者の日々::リサージュ図形の描画

リサージュ図形の描画

千葉市科学館にリサージュ図形の展示があります。
高さ2mほどの振り子に磁石がつけてあり、台の上に磁石ペンによる黒板?があって、そこに振り子の軌跡が書かれるというものです。

リサージュ図形は振り子からこぼれる砂で表現するものもありますが、取り扱いが大変なので、この磁石ペンによる描画はいいですよね。

こどものお絵かき用にこの磁石ペンと磁石黒板?のおもちゃがあります。タカラトミーの「せんせい」というようで、もう発売30年にもなるものです。

これは、たぶん白と黒に塗られた小さな磁石が回転して、表示をするような原理だったと思いますが、赤も表示できるものはどうなっているのでしょうか?

と、おもっていたのですが、

どうもそういう構造ではないようですね。
タカラの特許をみると
登録実用新案第3047170号
考案の名称 : 幼児用カラーお絵描き玩具
【課題】 カラフルな表示が行え、知育玩具として好適な幼児用カラーお絵描き玩具の提供にある。
【解決手段】2枚の基板間を多セル構造に形成し、これら多数のセルを予め所望の少なくとも2つ以上の複数の領域4(4a、4b、4c、4d、・・・)に分け、この分けた領域毎に同色に着色された磁性粒子と、分散媒と、背景部分を構成する着色剤と、所望により増稠剤とからなる分散流体を、隣り合う前記領域で異なる色となるように封入し、基板の表面を磁気ペン等の磁気部材で異なる領域に渡って接触させると、領域毎に異なる色の磁性粒子が吸引され、接触した跡がカラフルに表示されるように構成した。

とあり多セルに磁性流体を入れたような構造のようです。磁性体に着色してそれが磁気ペンで吸引されて色がついてくるようです。領域ごとに異なる色としておいて多色にできることのようですね。

いずれにしろ、長い間人気のあるおもちゃですし、このリサージュ図形の描画にも使われるなど、幅広い応用がありそうです。





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