科学好き者の日々

今月の千葉市科学館の１０Fワークショップは「玉浮かし」です。
ストローの先を切ってバスケットのようにし、発泡スチロールの玉を乗せ、そーっと吹くと玉が飛んでいかないで、浮いているというものです。

気流の速度が速いほうが圧力が下がる「ベルヌーイの定理」を説明するものです。
工作のほかに、大きな風船をブロアーを使って浮かせてみる実験もやっています。風船が左右に動くとついブロアーも風船を追って動かしたくなるのですが、そこを我慢してブロアーの位置を動かさないのがこの実験を成功させるコツです。
「やってみたい人？」と言って、高学年の小学生にやってもらいます。成功すると、ちょっと晴れがましい気分のようです。

飛行機の揚力はベルヌーイの定理によるものだとずーっと思っていました。どうも違っているようです。

間違ったことを子供たちにしゃべらないようにしなくてはね。