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科学好き者の日々::トランジスタのhfeの選別

トランジスタのhfeの選別

ブロッキング発振器に使った2SC2712のhfeは規格表によると70〜700まであるようです。
実際に使ったのはいくつなのかは分りません。
手持ちがまだいくつかあるので、なるべく高いものを使ったらと思って選別をしてみようと思いました。

tester.jpg

テスターを使った簡易的なhfeの測定方法を、昔教わりました。
テスターを抵抗レンジにして、マイナス端子をコレクタに、プラス端子をエミッタに接触させます。(NPNトランジスタの場合)テスターのマイナス端子にはプラス電圧が、プラス端子にはマイナス電圧がかかっているそうです。すなわち、普通に電源がテスターから供給されていることになります。
ベースが開放状態ですのでトランジスタとしてはOFFとなっていて高抵抗となっています。テスターの針は殆ど振れません。
この状態でトランジスタのコレクタとベースを指先で触ります。数百キロオームの指の抵抗(上図のR)でベース電流が流れるので、トランジスタは低抵抗になります。テスターの針は振れるわけです。
ここで、振れ方が大きいほど感度が良いわけで、hfeが大きいというわけです。
かなり、アナログ的ですが、トランジスタが壊れているかどうかは判るので、けっこう重宝したものです。

で、やってみようとしたのですが、アナログ式のテスターはもはや、持っていないのです。
デジタルテスターだと振れが大きいという感覚ではなく、どれも同じような感じです。測定数値もばらつきますしね。

もう一つ問題があってこのトランジスタはチップタイプなのですね。指先でコレクタとベースを同時に触るなどということは正に神業で不可能です。
仕方なく治具まがいを作って乗せてみます。

20070107143751.jpg

指の代わりに固定抵抗にしました。ランド3つにチップトランジスタを乗せて、接触させます。上のほうの端子からテスターにいっています。

ところが、上手く接触できないのですね。チップトランジスタをピンセットでつまんで、ランドに乗せて、上から押して、テスターの読みをみる。という手順なのですが、ピンセットから飛び出すわ、ランドの位置決めをする間にひっくり返るわ、上から押すと飛び出すわ。。。。

拡大鏡の下での作業なのですが、残念ながら諦めました。


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