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科学好き者の日々::ブロッキング発振器によるLEDの点灯 その2

ブロッキング発振器によるLEDの点灯 その2

回路図

トランジスタのhfeの選別は上手くできません。
規格表を良く見ると、hfe 70〜700とありますが選別して層別しているようです。2SC2712ではO(70〜140) Y(120〜240) G(200〜400) L(350〜700) となっています。
手元のものをみると Yグレードです。
ふーん。低いほうなんだ。

で、これよりhfeの高そうな手持ちのトランジスタを調べると2SC2412KSがあります。Sグレードで 270〜560です。
実験電源で0.45Vで点灯します。流れる電流は11mAです。前は0.51Vで点灯、流れる電流は14mAですので、改良はされています!!

じゃぁ。もっとhfeを増やすにはトランジスタをダーリントン接続にして使えば良いわけですね。hfeの実測値がわからないので中間値だとして400とすれば、ダーリントン接続にすれば積になりますから、160,000になることになります。ただ見かけのVce(sat)が高くなってしまうので、ちょっと心配です。
ダーリントン接続

2SC2412KSを2個使って上図のようなダーリントン接続にしてみました。実験電源で0.9Vで点灯します。流れる電流は0.56mAです。電流は極端に少なくなりましたが、やはり点灯する電圧が高くなってしまいました。でも使い道はありそうですね。

最後にトランスの巻き線を増やしてみることにしました。接着剤で固定されているのですが、意外と簡単に取り外すことができ、15ターンの巻き線に追加で30ターンを手で巻いてみました。線は0.1mmのポリウレタン線です。
結果は実験電源で0.42Vで点灯します。流れる電流は3.5mAです。

まとめてみると以下の表になります。

一覧表

最後のもので11円電池で点灯しました。

11円電池点灯

回路図は最上部の図です。トランスの巻き線の横の点は巻き始めを表します。これが逆になっていると発振しませんのでご注意ください。また、560オームの抵抗は変えてもあまり大きな変化はなさそうでした。一応トランジスタの保護としてつけています。

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