音の速さを測るの続きです。
ユニバーサル基板にPSocとスピーカー接続のコネクター、動作確認用のLEDを取り付けています。丸いのは音量調整用のVR、赤いジャンパーは正弦波と矩形波の切り替えです。赤黒のリード線はオシロスコープのトリガー用入力信号のためのものです。
上がトリガー用の信号でスピーカーに送られている信号です。下がマイクからの信号でスピーカーとマイクの距離は50cmです。遅れ時間を1.3mSと読むと音の速さは0.5/1.3×10-3で380m/sということになります。
もっとスピーカーとマイクの間を離せば精度は上がると思いますが、スピーカーからの音量は意外と小さく、このくらい近づけないとマイクの信号が出てこなかったのです。もっと音量をあげて「ぴぴぴ」という奇怪な音を大きくだすのは近所迷惑で憚られます。
矩形波でやったものが上です。マイクからの信号が正弦波より見やすくなるかと期待したのですが、返って悪いようです。なお周波数は2kHzです。
もっと簡単に、マイクを2個つかって近いマイクでトリガーをかけ、遠いマイクまでの時間を測ればいいと思いつきました。(当たり前のことですがね。。。。)
上が近くのマイク、下は1.7m離れたマイクの信号です。音源は拍手で一回手を叩いています。スピーカーからの音ではなくて、実際の音の音量は大きいのですね。大分離れていても検知できました。
信号遅れ時間は4.5mSで音速は377m/sということになります。
やはりこんな測定にはアナログオシロではなくてストレージのできるデジタルオシロが有効だと痛感しました。
秋月電子で購入した31、000円のデジタルオシロでの結果です。
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