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科学好き者の日々

ゆず電池(レモン電池)

友人が「ゆず」を送ってくれました。

ちょうどいい!! 「レモン電池」ならぬ「ゆず電池」を作って見ました。

ゆず電池

右は電極に銅と亜鉛、左は銅とアルミです。一般にはアルミより亜鉛を使っているようですね。亜鉛はアルミより普通は手に入れ難いですね。ここでつかっているのは秋葉原の店で、銅板と対になって売られていたものです。実験用途に便利なようにしているのでしょうね。銅板と亜鉛板で200mm×50mmの大きさで420円でした。幅10mm程度に切って使います。

11円電池は1円がアルミですので、アルミではどうなるか、アルミのアングルを電極にしてみました。

結果は以下のようになりました。(単位:ボルト)

ゆず電池データ

開放電圧は負荷なしの電圧、45ターン負荷は45ターンのブロッキング発振LEDをつないだ場合の電圧、ダーリントン負荷はダーリントン接続LEDをつないだ場合の電圧です。
亜鉛は亜鉛電極のゆず電池、亜鉛直列は2つのゆず電池を直列にしたもの、アルミはアルミ電極としたゆず電池です。プラス電極はすべて銅電極です。

亜鉛のほうがアルミより高い電圧が得られます。負荷をかけての下がりかたは同程度でしょうか。
直列にすると、無負荷の電圧は上がりますが、負荷をかけると単独と殆ど変わらない値となってしまいます。内部抵抗が高いのですね。
残念ながら、どちらのLEDも点灯しません。

電極間距離が大分あるからなぁ。
11円電池と同じように電解液である果汁をキッチンペーパーに浸み込ませてやってみました。

ゆず電池データ2

黄色い部分がLEDが点灯できたところです。
亜鉛電池はしっかりと点くのですが、11円電池はやっと点灯が確認できる程度です。ゆず果汁は飽和食塩水よりも能力がないのでしょうか?
11円電池では点灯するのに、新品の銅電極では点灯しません。銅を炎で焼くといいそうなので、やってみたところ、点灯しました。この理由が
http://www2s.biglobe.ne.jp/~nakacchi/LemonCell.htm
に書かれている
CuO + 2H + 2e → Cu + HO  
CuO + 2H + 2e → 2Cu + HO 
という反応があるのだということでしょうか?

ブロッキング発振器によるLEDの点灯 その2

回路図

トランジスタのhfeの選別は上手くできません。
規格表を良く見ると、hfe 70〜700とありますが選別して層別しているようです。2SC2712ではO(70〜140) Y(120〜240) G(200〜400) L(350〜700) となっています。
手元のものをみると Yグレードです。
ふーん。低いほうなんだ。

で、これよりhfeの高そうな手持ちのトランジスタを調べると2SC2412KSがあります。Sグレードで 270〜560です。
実験電源で0.45Vで点灯します。流れる電流は11mAです。前は0.51Vで点灯、流れる電流は14mAですので、改良はされています!!

じゃぁ。もっとhfeを増やすにはトランジスタをダーリントン接続にして使えば良いわけですね。hfeの実測値がわからないので中間値だとして400とすれば、ダーリントン接続にすれば積になりますから、160,000になることになります。ただ見かけのVce(sat)が高くなってしまうので、ちょっと心配です。
ダーリントン接続

2SC2412KSを2個使って上図のようなダーリントン接続にしてみました。実験電源で0.9Vで点灯します。流れる電流は0.56mAです。電流は極端に少なくなりましたが、やはり点灯する電圧が高くなってしまいました。でも使い道はありそうですね。

最後にトランスの巻き線を増やしてみることにしました。接着剤で固定されているのですが、意外と簡単に取り外すことができ、15ターンの巻き線に追加で30ターンを手で巻いてみました。線は0.1mmのポリウレタン線です。
結果は実験電源で0.42Vで点灯します。流れる電流は3.5mAです。

まとめてみると以下の表になります。

一覧表

最後のもので11円電池で点灯しました。

11円電池点灯

回路図は最上部の図です。トランスの巻き線の横の点は巻き始めを表します。これが逆になっていると発振しませんのでご注意ください。また、560オームの抵抗は変えてもあまり大きな変化はなさそうでした。一応トランジスタの保護としてつけています。

トランジスタのhfeの選別

ブロッキング発振器に使った2SC2712のhfeは規格表によると70〜700まであるようです。
実際に使ったのはいくつなのかは分りません。
手持ちがまだいくつかあるので、なるべく高いものを使ったらと思って選別をしてみようと思いました。

tester.jpg

テスターを使った簡易的なhfeの測定方法を、昔教わりました。
テスターを抵抗レンジにして、マイナス端子をコレクタに、プラス端子をエミッタに接触させます。(NPNトランジスタの場合)テスターのマイナス端子にはプラス電圧が、プラス端子にはマイナス電圧がかかっているそうです。すなわち、普通に電源がテスターから供給されていることになります。
ベースが開放状態ですのでトランジスタとしてはOFFとなっていて高抵抗となっています。テスターの針は殆ど振れません。
この状態でトランジスタのコレクタとベースを指先で触ります。数百キロオームの指の抵抗(上図のR)でベース電流が流れるので、トランジスタは低抵抗になります。テスターの針は振れるわけです。
ここで、振れ方が大きいほど感度が良いわけで、hfeが大きいというわけです。
かなり、アナログ的ですが、トランジスタが壊れているかどうかは判るので、けっこう重宝したものです。

で、やってみようとしたのですが、アナログ式のテスターはもはや、持っていないのです。
デジタルテスターだと振れが大きいという感覚ではなく、どれも同じような感じです。測定数値もばらつきますしね。

もう一つ問題があってこのトランジスタはチップタイプなのですね。指先でコレクタとベースを同時に触るなどということは正に神業で不可能です。
仕方なく治具まがいを作って乗せてみます。

20070107143751.jpg

指の代わりに固定抵抗にしました。ランド3つにチップトランジスタを乗せて、接触させます。上のほうの端子からテスターにいっています。

ところが、上手く接触できないのですね。チップトランジスタをピンセットでつまんで、ランドに乗せて、上から押して、テスターの読みをみる。という手順なのですが、ピンセットから飛び出すわ、ランドの位置決めをする間にひっくり返るわ、上から押すと飛び出すわ。。。。

拡大鏡の下での作業なのですが、残念ながら諦めました。


ブロッキング発振器によるLEDの点灯

11円電池では0.5ボルト程度の電圧しか出ません。
これではLEDを点灯させたり、モータを動かすことは無理です。

最近、白色LEDを1.2ボルトのニッカド電池などで点灯させるため、ブロッキング発振器を使って電圧を昇圧する工作がネット上に紹介されています。(白色LEDは3.5〜4ボルトのVf(順方向電圧)がありますので、それ以上の電圧でないと点灯しないのです。)

赤色のLEDも1.8ボルトくらいのVfです。やはりニッカド電池では点灯させるのは無理ですし、当然11円電池では無理です。

そこでブロッキング発振器を作ってみました。

コイルは日米商事で売っていた、素性不明のパルストランス?直径8mmφのトロイダルコアに15ターン、バイファイラー巻きで巻いてあります。価格は32円でした。
トランジスタは手持ちの2SC2712。チップタイプです。
LEDは素性不明の赤。Vfは実測1.8Vのようです。(実際に点灯を確認できた電圧なので、規格値とは違うかもしれません)

最小構成で、確認してみます。

実験電源で0.51Vで点灯します。流れる電流は14mAです。ヒステリシスがあり、0.39Vまで落としても点灯しています。電流は3mAです。

ブロッキング発振によるLEDの点灯

実験電源の電圧計がダイナミック点灯のため見づらいですが、0.42Vです。

オシロの波形

10対1のプローブなので1V/DIVで2.4Vの尖頭値です。周波数は画面の読み107kHzです。

残念ながらこれでも11円電池では点灯しません。14mAはきついのかなぁ。。。



2円電池〜200円電池(11円電池)

2種の違った金属を電解液に入れると電池になります。
科学館ボランティアのワークショップでも、別のグループが「果物電池」をやっていました。内部抵抗が大きかったり、分極が起きたりで、モータを回したり、電球をつけたりはなかなか難しいようです。

http://www.sumitomo-chem.co.jp/junior/01katei_sub/017battery.html

上のサイトに11円電池(電極に1円硬貨(アルミ)と10円硬貨(銅)を使う電池)も載っています。
貨幣損傷等取締法があるので、1円が溶けてしまうまではやってはいけないのでしょうが。。。。

ちなみに現行の貨幣の成分は
500円  銅70%、ニッケル10%、亜鉛20%
100円  銅75%、ニッケル25%
50円   銅75%、ニッケル25%
10円   銅95%、亜鉛3%、スズ2%
5円    銅60〜70%、亜鉛40〜30%
1円    アルミニウム100%
のようですね。
電池として発生する電圧から成分の違いが分るでしょうか?

やってみました。

20070105174144.jpg

各硬貨の組み合わせでの発生電圧(単位:ボルト)です。
電解液は飽和食塩水です。
電解液はキッチンペーパに浸します。(ティッシュペーパなどでは柔らかすぎて取り扱いが難しい)
左の列の硬貨をマイナス極として測っています。
11円電池も6円電池もあまり変わりません。0.55ボルトでるように上記サイトでは書かれています。表面が汚れているせいでしょうか?

1円以外は銅が主成分なので、違いが殆どないですね。
50円、100円のようにニッケルが入ると違いがでるようです。

残念ながら「硬貨の識別法」としては使えないようです。

Googleサジェスト

年末にGoogle AdWords広告の営業の方とお会いする機会がありました。
Yahooのオーバーチュア広告と同じで、検索キーワードを購入して、そのキーワードで検索がクリックされたら、キーワード購入代金を支払うというものですね。購入代金の高いサイトがより上位に表示されるという仕組みです。
例えば「千葉」という検索キーワードをA社が10円で購入していて、B社が12円で購入していれば、検索で「千葉」と入れられれば、B社のサイトがより上位に表示されるという訳です。
最もGoogle AdWords広告はそれ程単純でもないようなお話でした。
いずれにしろ、検索で上位に出たいのは誰でも同じでしょうから、商用サイトでは競争が熾烈でしょうね。

その営業の方があるサイトの商品に関するキーワードを良くご存知なのに驚きました。「良く勉強しているな。。」とおもいましたが、グーグルサジェストを使っているとのことです。

グーグルサジェストは検索キーワードを入力すると、グーグルで今までに検索された、関連キーワードをだしてくれるそうです。
http://www.google.co.jp/webhp?complete=1&hl=ja

へぇ〜。すごいですね。こういう情報の蓄積がGoogleの強みなのですね。

もっとも、情報の蓄積でサジェストは例えばamazonなどもそうですね。
amazonで何かを買おうとすると、
「あわせて買いたい」 とか
「この商品を買った人はこんな商品も買っています」
などと出てきて、それがまた的確なのですね。ついつられて買ってしまいます。

ちょっと恐ろしいような気がします。

ハードディスクが壊れちゃった!

どなたでも経験があるでしょうが、ハードディスクが壊れてしまいました。
なんの前触れも無く、ジーコン ジーコンとリトライを繰り返すだけです。

う〜ん、腹立つな〜!! 幸い壊れたハードディスクは2.5インチの外付けで、データの多くは本体のPC側にあるので、被害はそれ程でもありません。

しかし、買って2年半しか経っていないのですよ!!

まあもっと酷い例もありますがね。
3.5インチ160GBのA社のは1年3ヶ月!!、B社のはなんとただの3ヶ月ですよ!!!!!!。

容量が大きいと被害も大きくなりますよね。A社のときはマイドキュメントにあったデジカメの写真が全部なくなってしまいました。B社のときはあまりに早くて、幸いにも???データがあまりなく被害はそれ程でもありませんでしたが。。。。

数年前に長い間ハードディスクの開発に携わった方から、ハードディスクはある確率で必ず壊れていくというお話を聞いたことがあります。だからバックアップをしなさいといっているでしょう?と言う人もいますが、なかなかできないのですよ。

対策はRAIDにすることでしょうか。
今のメインのストレージは、160GBを4台でRAID5を構成しているのですが、RAIDのインターフェースカードが壊れたら?と思うと、簡単なミラーリングのほうが効率は悪いが、安心のように思われます。

しかたない。買いにいくか。。。。

簡易分光器で白色LEDをみる

色センサーの測定値が変なのは光源に白色LEDを使っているためではないか?との疑問があり、光源を3色のLEDにしてみた経緯があります。

CDを用いた簡易分光器の作り方が載っていたサイトがあり、試してみました。
http://www.sunfield.ne.jp/~oshima/omosiro/spec.html

CDのトラック間距離は1.6ミクロンですから625本/mmの回折格子に相当すると思っていいのでしょうか。

蛍光灯 白色LED

左は蛍光灯、右は白色LEDです。白色LEDは青色のLEDの上に黄色の蛍光体をつけた物とのことです。確かに黄色が現れています。赤の成分はないと考えたのですが、結構強くあるようです。

色センサーの測定値の問題はほかにあるのかもしれませんね。

ついでに液晶ディスプレイに赤や黄色の発光をさせて、見てみました。

液晶ディスプレイ赤 液晶ディスプレイ黄

左は赤の画面、右は黄色の画面です。液晶ディスプレイはずいぶんと暗いのですね。

表示方法は黒いべた印刷をする方法と同じで、
メモ帳(エディター)で以下を書き
<HTML>
<HEAD>
</HEAD>
<BODY bgcolor="red">
</BODY>
</HTML>
(注 <は上ではタグの機能になってしまうので、全角で書いています。本当は半角で書かないとうごきませんね)
拡張子を.htmlで保存する。ブラウザーで開くと赤い画面になるというものです。
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